老練なマックスと未熟だが野心を持つチンピラのジェレミー、暗黒街に生きる2人の殺し屋の友情を描いたフィルムノワール。女性作家テリー・ホワイトの小説(邦訳『殺し屋マックスと向こう見ず野郎』)を、『シメール』(V)の女性監督クレール・ドヴェールが映画化。脚本はドヴェールと「なまいきシャルロット」のベルナール・ストラの共同。製作はアラン・サルド、エグゼクティヴ・プロデューサーは「ヌーヴェルヴァーグ」のクリスティーヌ・ゴズラン。撮影は「田舎の日曜日」のブルーノ・ド・ケイゼル、音楽はプロデューサーのアランの実兄で、「ラ・ピラート」のフィリップ・サルド。美術は「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」のカルロス・コンティ。衣装は「おかしなおかしな訪問者」のカトリーヌ・ルテリエが担当。主演は「タンゴ」のフィリップ・ノワレと「フォートレス」のクリストファー・ランバート。共演は「めぐり逢う朝」のジャン・ピエール・マリエル、「ヌーヴェルヴァーグ」のクリストフ・オダン、「月の輝く夜に」のフェオドール・シャリアピン・ジュニア、「女と男の危機」のミシェル・ラロック、「デリカテッセン」のカリン・ヴィアールら。